転職したい、でも不安がいっぱい…転職希望する保育士が抱きがちな不安を解消!

転職したい、でも不安がいっぱい…転職希望する保育士が抱きがちな不安を解消!

保育士に転職したいけれど、全く違う分野から保育士に転職なんてできるのだろうか…と不安に思っている人は少なくないのではないでしょうか。近年では特に保育士不足が顕著であることから、逆に保育士への転職は非常に行いやすくなっており、業界としてはむしろ歓迎しているくらいでしょう。しかし、業界ならではの事情も見え隠れします。今回はそうした保育士の転職事情について解説していきます。

転職に対する不安①:そもそも保育士の転職活動そのものが難しいのでは?

多くの保育士が抱く不安としては、「転職活動に割ける時間がない」ということではないでしょうか。これはどんな転職においてものしかかってくる悩みでしょう。

保育士は人手不足が深刻であることから、一度就職してしまうとなかなかほかの保育施設への転職を考えても二の足を踏むことになる場合が少なくありません。定期的な休みがある施設もありますが、土日の保育を行っている施設も少なからずあるために、休みは不定休となってしまいがちです。有休消化もろくにできていない保育士も多いのではないでしょうか。

転職活動には何かと準備が必要ですし、時間も一定以上かける必要があります。そのため、最も大切なことは「転職の決意や行動は早めに、かつ余裕を持って行う」ということです。普段なかなか割く時間がなくても、期間を長めにとって、できる限りの時間や体力、行動力といったリソースを多く注ぎ込むために、期間を長めに取ることが重要です。

あるいは決意が固ければいっそ退職してしまって、十分な時間を確保するというのも一つの手です。

転職に対する不安②:年齢的に転職できるのかどうか不安がある

転職を希望する保育士の中には、自身の年齢を考えたときに果たして転職先が見つかるのか、と不安に思う人も少なくないでしょう。

実際のところ、転職に関する「適齢期」というものは存在します。たとえば、保育士職はどうしてもタフな体力が求められる仕事ですので、20代の比較的若い層は長いキャリア醸成の展望も持てることから人材としてとても重宝されます。その一方で、30代や40代以降といったある程度ベテランになってくると、転職の際の基本給も高くなりますし、なまじ経験が豊富な分「扱いづらい」と敬遠する施設も無くはないらしく、20代に比べると転職のしやすさでいえば厳しくはなってきます。しかし、その経験を活かす方向でアピールし需要とうまくマッチすれば、転職の成功度合いとしては大きなものとなるでしょう。

最も危機感を持たれやすい年代としては30代で、このころに保育士さんも家庭を持ち、自身でも手のかかる子どもを抱えがちです。そのため子どもの体調や参観などの理由で仕事を休まざるを得なくなる場合も増えてきます。その理由もあり、30代よりも比較的子どもに手が掛からなくなることが多くなる40代以降の方が採用されやすい傾向にあるようです。

転職に対する不安③:転職を開始する時期が見極められない

保育士という仕事は、子どもや保護者など他人の人生の一部を担う、責任の大きな仕事です。そのため、子ども達の手前もあって、なかなか転職に踏み切れない職業であることも事実です。安易に転職や辞職をしてしまうと、多くの保護者や子ども達に迷惑がかかってしまう場合も無きにしもあらずといえます。

転職を行うなら、まずは「今勤務している保育施設を辞める最適な時期はいつだろう」ということから考えてみるといいかもしれません。基本的には保育の現場は多くの教育機関と同じように年度単位で動いています。毎年4月に担当する子どもやクラスが決定し、その担当は基本的には年度いっぱい続きます。

そのため、辞職するとして最適な時期は3月いっぱいが目安となります。そして、辞職意思を伝える時期としては、多くの施設が来年度の運営方針を検討し始める11月頃が最適である場合が多いようです。細かい時期の差はあるかと思いますので、自分が現在働いている施設の運営をよく確認しておく必要があります。

また、新たな求人もおおむねその通りの時間基準で動きます。なぜなら転職先も同じ保育園である以上、運営スタイルに細かい差はあっても大きな差はないからです。自らが内部にいる場合にいつ辞職や転職をするかを考えたとき、自然と求人もそれに合わせて出てくるものです。11月頃に意思を固め、最も求人が増える1月~3月に転職活動を本格化するのが最適といえるでしょう。

転職に対する不安④:自分一人で転職活動する自信がない

真面目に勤務してきて転職を考えたことがない保育士ほど、いざ転職となると悩みに悩んでしまうことが多いでしょう。特に、自分一人で辞職から転職までの諸手続きや面接などを乗り越えられるかどうか自信がない、転職をすることで損をしてしまわないか不安だ、という人はかなり多いかもしれません。

そうしたときのために、世の中には転職エージェントと呼ばれる人たち、ないしエージェント業務を請け負う専門的な業者がいます。転職エージェントは、転職活動を行う上でより効率的に損をしない転職の提案をしてくれますし、書類の記載方法やアポイントの取得、アフターフォローといった万全のサポートを行ってくれます。

特に保育士業界に特化したエージェントを選べば、業界とのつながりも深く、より転職者の都合にあわせた最適な転職プランを提案してくれるでしょう。ひとりで自信がないのなら、ぜひともエージェントを活用すべきです。

まとめ

以上、保育士の転職について、多くの保育士が不安に思うであろうポイントごとに対策、対処法を含めて解説してきました。保育士は子どもの人生にも大きな存在となる職業であるため、通常の仕事よりも動きにくい側面はありますが、だからこそ最適な時期やタイミングをしっかり見極めれば、その時期に沿った最適な転職を行える可能性も大きくなります。

サンキャリアは保育士専門の求人情報サイトとして、業界に特化した豊富な求人をご紹介しています。ご自身の都合やご希望に応じた多様な求人が揃っていますので、まずは一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。また、求人に関する相談も承っておりますので、是非一度お気軽にお問い合わせください。

img

お問い合わせ・ご相談はこちら

  • 052-990-2401
  • メールでのご相談