保育園と幼稚園どちらに就職しようか迷っている方の参考になればと両者を比較してみました。
保育園も幼稚園も就学前の子ども達が通う所で、似ているように見えますが仕事の内容には違いもあります。
子どもが大好きで子ども達の成長の手助けをしたいと考えている方、是非チェックしてみてください。
目次
1.一日の流れは違うの？
2.かかわる仕事内容と目的は何？
3.待遇に違いはある？
4.現場の先生に聞いてみました
5.分かったこと
1.一日の流れは違うの？
保育士と幼稚園教諭の一日の流れ
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時刻 |
保育園 |
幼稚園 |
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7:00 |
早番出勤 |
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8：00から9：00 |
園児登園 |
出勤 |
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9：00から10：00 |
自由遊び |
園児登園/自由遊び |
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10：00から12：00 |
主活動 |
設定保育 |
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12：00から13：00 |
昼食/遅番出勤 |
昼食 |
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13：00から14：00 |
午睡/事務作業 |
自由遊び・園児降園 |
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14：00から15：00 |
午睡/事務作業 |
事務や行事の準備 |
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15：00から16：00 |
おやつ |
事務や行事の準備 |
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16：00から17：00 |
園児降園 早番退勤 |
17：00退勤 |
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17：00から18：00 |
園児降園 |
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18：00から20：00 |
延長保育 遅番退勤 |
違いはここ！
（保育園は） （幼稚園は）
☆午睡がある ☆園児の降園が早い
☆事務作業は午睡中か ☆事務作業は降園後
ほかの職員と交替できる時間
☆勤務時間はシフト制 ☆勤務時間は固定勤務
2.仕事内容と目的は何？
保育園
保育園の目的は保育に欠ける乳児や幼児を預かり、日常生活の補助や生活習慣を身に付けるなど仕事内容は生活に焦点が当たります。
いわば「保護者の代わり」の役割を果たします。その性質上、長時間保育になり長期の休みは年末年始以外は基本的にはありません。
幼稚園
幼稚園の目的は教育にあり、朝の設定保育では教育主体で行われます。幼稚園では夏休みや冬休みのような長期休暇があります。この期間を利用しての預かり保育も広く行われています。
3.待遇に違いはある？
月収（税込み価格） 年間賞与・その他 合計
保育士 約230000円 約660000円 約3421000円
幼稚園教諭 約230000円 約630000円 約3417000円
参考 平成29年度賃金基本統計調査
このように月収、平均年収共にほとんど差がありません。
保育士・幼稚園教諭共に地域により、また職場ごとに幅があるのが現状です。
保育士も幼稚園教諭も正社員の場合、勤務時間は基本的には8時間です。
このように待遇面での大きな違いはないようです。
4.現場の先生に聞いてみました
保育士
子ども一人ひとりのお世話がしっかりできる。
複数の担任で協力して子どもの成長を見守ることができる。
乳児の時期から一日の多くの時間を共にし、成長を一番近くで見ることができる。
0歳から就学前まで幅広い年代の子どもの成長にかかわる事ができる。
忙しい保護者が多いので、お便り帖や送迎のわずかな時間で信頼関係を築く努力が必要となる。
幼稚園教諭
担任としてクラスが持てる
意思疎通が可能な年代の子どもなので、子どもとのコミュニケーションが楽しい。
こどもの「できること」を増やすサポートができる。
行事やイベントの成功による達成感を感じることができる。
クラスの人数も多く、在園時間も短いので一人ひとりとじっくり関わる時間が取りにくい。
5.分かったこと
保育園、幼稚園は色々な違いがある事がわかりました。
それぞれの特徴を理解した上で、あなたが何を一番大事にしたいかで就職する園が決まると思います。
同じ保育園でも、幼稚園でも各施設により待遇も保育への取り組みにも特徴があります。
保育園でも教育的な要素を乳児の段階から取り入れている園もあります。
まずは、実際に園に足を運んで園長先生のお話を聞いたり、園児の様子を見て自分に合っているかを確かめて
見ることが良いと思います。
